タイトルが意味不明だったかもしれません!
お読みいただくとわかっていただけると思いますが、
日本、アメリカとイギリス(ヨーロッパ)で「日付の書き方の順番が異なる」と教える
導入のクイズにできるかと思います。
1)セサミストリートのキャラクター「カウント伯爵」
カウント伯爵(count von countまたはthe Count)は、
数字を数える[カウントする](【動】count) と
伯爵(【名】count) をかけた名前のセサミストリートのキャラクター。
(この名づけ自体が面白い!)
数字が大好きで、数を数えては歓んで「ハハハ」というと雷がとどろくのがお決まりである。
子どもの頃、好きだったなぁ! YouTubeで代表作をご覧下さい!
カウント伯爵がクイズの賞品として「もう一回20まで数える」のを選ぶオチがいいですね。
司会者のガイ・スマイリーの大げさな動作とカウント伯爵の笑い方を観ているだけで楽しい気持ちになります。では、カウント伯爵を知っていただいたところで、次の記事をご覧下さい。
2)2023年の最後の日が「123123」?
107.9 The Mix さんのFacebook投稿:
https://www.facebook.com/mixmaine/photos/a.10152423276282704/10160914300762704/
カウント伯爵がFacebookの投稿に出ていたのが目を引いた。
カウント伯爵の笑顔といっしょに
When you realize that the last day of 2023 will be 123123 Ah Ah Aah!!
https://www.facebook.com/mixmaine/photos/a.10152423276282704/10160914300762704/
(2023年の最後の日が123123になることに気づいたら…ハハハハハハ!!)
と、書いてある。
3)アメリカの表記は「月日年」の順
「2023年の最後の日が123123って、どういうことだろう?」と意味がつかめませんでした。
コメント欄で「31/12/2023 where I live.」
(和訳:私の住んでいるところでは31/12/2023です)というのを読んではじめて理解できました。
月日の順(アルファベットで) | 数字で | 年月日の順 | 数字で | 年の20を省略 | |
《日》 | 12月31日 | 12/31 | 年/月/日 | 2023/12/31 | 23/12/31 |
《米》 | December thirty-first | 12/31 | 月/日/年 | 12/31/2023 | 12/31/23 |
《英・欧》 | the thirty-first of December | 31/12 | 日/月/年 | 31/12/2023 | 31/12/23 |
つまり、
2023年の最終日の2023年12月31日は年号の20を取ると23/12/31と書ける。
日本では「年月日」の順なので23/12/31で、スラッシュを取ると231231、
イギリスでは「日月年」の順なので31/12/23でスラッシュを取ると311223、
アメリカでは「月日年」の順なので12/31/23でスラッシュを取ると123123になる。
アメリカだと、規則性のある数字の並びなのでカウント伯爵は歓んでいるのだった!
4)日本、アメリカ、イギリス・ヨーロッパでは日付の書き方が異なる
これはビックリです。31/12/23って見たら、2031年12月23日かと思ってしまいます。
イギリスやヨーロッパでは2023年12月31日のことなんですね!
12月31日が 31/12って言われても、とまどってしまいます!
そうなんですよ。私もヨーロッパからの輸入食品の日付を見てビックリしたことがありますね。
12月31日は、イギリスでは the thirty-first of Decemberですから、
そのまま数字にすると、31/12の順ですね。
よく考えてみましょう。今が何月か分からない人はあまりいませんが、
今日は何日だったかなということはありますね。
ということは「日」が大事ですから、「日」が先に来るイギリス式は理にかなっているといえるかもしれません。
日本語では大事なことは後にもってきますから、「日」が最後に来る 2023/12/31の順ですね。
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