【不規則動詞】日本語話者が間違いやすい発音！　won「ワン」、blew「ブルー」、risen「リズン」　

不規則動詞変化表は中学3年生のときに声に出して覚えたいですね。
日本語話者が間違いやすい不規則動詞の発音をまとめてみました。

o「ォ」、u「ゥ」とローマ字読みしたい心を抑えましょう。
o/uを「ぁ」と発音する。
cut［k(カ)ʌ(ぁ)t(ﾄｩ)］
run［r(ｩラ)ʌ(ぁ)n(ン)］
come［カぁム］
まず、この３つで覚えます。

cut［k(カ)ʌ(ぁ)t(ﾄｩ)］、come［k(カ)ʌ(ぁ)m(ム)］で、o/u「あ」(と発音すると納得した上で、
win「勝ち取る」の過去形・過去分詞のwon［ワぁン］を覚えましょう。

過去分詞のつづり、uを見ると「ゥ」と言いたくなるのが人情ですが「ぁ」なんですよ。

ルターの家のエピソードですが、母が中学生の男の子に「beginの活用は？」と質問したとき、
「ビギン・ビギャン…」と考えて「ボギャン！」と答えたので、その子のあだ名は我が家では「ボギャン」になっていました。「ビギン・ビギャン・ビガン」ですね。
活用も覚えつつ、必ず例文にしてで覚えましょう。

ou/owを「オゥ」と発音する。

「ローマ字読み」なので読みやすい。
uとwは英語では似ている文字ですので、ou/owは似ています。

ou/owを「アゥ」と発音する。

これは読みにくい！
でも、out［アゥﾄｩ］、now［ナァｩ］なら、知っているでしょう？　
これを思い出してください。ou/ow「アゥ」です。

oaは「オゥ」、
ought/aughtは「オーﾄｩ」と発音し、
ghは黙字で発音しません。

said［s(セ)e(ェ)d(ﾄﾞｩ)］と paid［p(ペ)e(ェ)ɪ(ｨ)d(ﾄﾞｩ)］、laid［l(レ)e(ェ)ɪ(ｨ)d(ﾄﾞｩ)］は一緒に覚えて欲しいけれど、
sayは不規則な発音なので要注意です。
原形はsay［セェｨ］ですが、
三人称単数現在の発音は says［セェズ］
過去形・過去分詞の発音は said［セェﾄﾞｩ］です。
太郎くん、主語をつけて言ってみましょう。
I(アィ) say(セェィ)
He(ﾋィー) say(セェ)s(ズ)
He(ﾋィー) s(セ)ai(ェ)d(ﾄﾞｩ)　です。

Good！　会話で使える表現にして覚えていきましょう。
間違った発音を声に出さないでくださいね、耳に残りますから。
合っている発音を繰り返し言って、自分の耳に入れることが肝要です。

英語教員ですら間違う人がいる（ルターは過去に数名、出会った）。
その難所が２つあります。
まず、過去形で「リュー」と発音したくなってしまうけれども、実際は「ルゥー」になります。
blew「吹いた」とblue「青・ブルー」は同じ発音［ブルゥー］です。

もうひとつが、原形「アィ」と過去分詞「ィ」で母音の発音が異なるのに、
過去分詞で「アィ」と発音したくなってしまう語です。
太郎くん、言ってみましょう。
driven［d(ド)r(ｩリ)í(ィ)v(ヴ)ə( )n(ン)］
ridden［r(ｩリ)í(ィ)d(ドｩ)ə( )n(ン)］
risen［r(ｩリ)í(ィ)z(ズ)ə( )n(ン)］

太郎くん、英文で言ってみましょう。

win-won-won［ウィンーワぁンーワぁン］（韓国の貨幣単位「ウォン」ではない…）、
find-found-found［ファｨンﾄﾞｩーファｩンﾄﾞｩーファｩンﾄﾞｩ］って、
中村さんの生徒は言えますか？