
ルターさん
制限用法(限定用法)は【後置修飾】に位置づけるのはどの中学教科書でもしていますので、ルターがしていることは新奇ではありません。
非制限用法(継続用法)は、【同格】【分詞構文】同様、
通常は「伏線を張る」、
コンマ・ウィッチ(…, which)は「メタ判断」という位置づけです。
この点では、ルター式は斬新だと思いますよ。
【説明不足ですが、今日(2023/12/04)公開します】
1)制限用法(限定用法)は【後置修飾】と関連づける
文構造を2つのパタン(❶彗星型 ❷サンドイッチ型)にわける
ルターは「接触節」派です!

ルターさん
みなさんは「関係代名詞の目的格の省略」派ですか、
それとも「接触節」派ですか?
ルターは「接触節」派です!
中学教科書New Horizon(東京書籍)が30年前から取り入れていたように、
ルター初の共著『Ready Set Go』(三友社出版1993 絶版)でも接触節です。
「接触節」は、小学生・中学生だって練習すればすぐに覚えられますよ、
SVOをOSVに語順を変えるだけなんですから!
《文》I have a book in my hand.「私は手に本を持っている。」
目的語のa bookを前に出して
《部分》a book I have in my hand「私が手に持っている本」
ルター式英文法では《文》→《部分》の組み替えという位置づけです。
2)《非制限用法》は【同格】【分詞構文】と関連づける


ルター式「余談のスタイル」


ルターさん
下の「余談のスタイル」
❶伏線を張る
❷脱線する
❸メタ判断
❹話し手の主観の埋没
をご覧下さい。




非制限用法(継続用法)は、❶「伏線を張る」❸「メタ判断」という位置づけ

中村先生
❶「伏線を張る」というのは?

ルターさん
❶「伏線を張る」は、本筋に沿って追加する情報(定義など)を述べることを指します。
カッコに入れてもよい内容です。


中村先生
では、❸「メタ判断」というのは?

ルターさん
❸「メタ判断」は今で言う「上から目線」という言い方がわかりやすいです。価値判断です。
❶「伏線を張る」は次元がひとつ下がるかんじで、
❸「メタ判断」は次元がひとつ上がるかんじです。

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