K-PopグループのBTS が 2021年7月にマスクを外そうと呼びかける歌、 Permission to Dance を歌っています。国連会議場からニューヨークの青空の下に出てBTSのメンバーが人々と楽しく踊る姿をご覧ください!
雑誌『新英語教育』の記事でまとめ読み【pdf 2ページ】
雑誌『新英語教育』2022年4月号の記事です(高文研)。
pdf を貼りますので、まとまった活字で読みたい方はこちらをお読みください。
ニューヨークの国連本部でのパフォーマンス
皆さん、よろしければ、お手元のスマートフォンやパソコンで「 BTS 国連」で検索してください! 百聞は一見にしかず、BTS のクールなダンスと伸びのある歌唱力をお楽しみいただいてから記事をご覧下さい。BTSのメンバーが2021/9/20に国連総会の議場から歌い出し、最後は外に出てたくさんのダンサーと青空の下で踊っています。
※BTS – “Permission to Dance” performed at the United Nations General Assembly | SDGs | Official Video (国連のYouTubeチャンネルで公開)
BTSについて
BTS(ビーティーエス)は、2013年に結成された韓国の7人組男性ヒップホップグループ。メンバーはJIN、SUGA、J-HOPE、RM、JIMIN、V、JUNG KOOK。別称は防弾少年団、略称はバンタン、英語ではthe Bangtan Boys。
2016年韓国のMelon Music Awardsでアルバム賞を『花様年華 Young Forever』で受賞しましたが、韓国三大芸能事務所ではない歌手が大賞を受賞したのは珍しいとWikipediaに書いてあります(日本レコード大賞はS社とA社で分け合っていると言われ、2004年度年間チャート1位を獲得した平井堅「瞳をとじて」が受賞できなかったのも納得です)。
Permission to Danceは為政者に都合が悪い歌?
この曲は2021/7/9に発売され、エド・シーラン(Ed Sheeran)を含む4名が作詞・作曲しています。
ネット検索すると、Wikipediaの英独西中韓の各言語の解説はありますが日本語版がありません。
We don’t need permission to dance.(ダンスをする許可は必要ない)を連呼しながらマスクを外して踊る歌ですから、為政者にとって従順な羊でいてほしい、日本のみなさんにはナイショなのでしょうか…。
2015年のドキュメンタリー映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』
余談ですが、Wikipediaで日本語版がないケースに私は注目しています。2015年のドキュメンタリー映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』(Where to Invade Next)は、英仏独伊西韓はありますが日本語版がないです。この映画は「イタリアの有給休暇が多い」(2018年の調査では仏西独は30日、イタリアは21日を消化、日本は20日間のうち10日間程度しか消化できていない)、「ドイツは週休二日で7時間労働。終業後に仕事のメールを送ってはいけない!」「スロベニアなど22カ国で大学の学費が無料」「ノルウェーは死刑制度がないが5年以内の再犯率は世界最小の20%」(死刑制度のあるアメリカの再犯率は80%)、「フィンランドには宿題がない」、また、フィンランドの数学の先生が「自分も他人も尊重できて、幸せに生きる方法を授業で教えている」と語るシーンなど見どころ満載ですが、啓発的な映画は日本の私たちにはナイショなのでしょう。
閑話休題。なぜこの歌が日本の私たちにナイショになっているのかをさらに以下①②で探ってみます。
歌詞の読みとり① コロナ禍の終結宣言!
曲の聴きどころは「終わっていないから終わるまでもう一回言うよ、さあ!(Cause it’s not over, till it’s over, say it one more time, say!)」の一節です。
何が終わっていないのか。その直前でThe wait is over.(待つのは終わりだ)と唄っており、コロナ禍で強要されたステイホーム(stay at home)やマスク着用は終わっていて良いのに終わっていないので終わるまで言うよ、というわけです。
よろしければ、さらにオリジナルのMusic Video【BTS (방탄소년단) ‘Permission to Dance’ Official MV】で、人々がマスクを外して踊る動画をご覧下さい。私はこの映像を観た途端、コロナ禍のまっただ中の2021/7/9にトップアイドルグループがこのようなメッセージを発信できる韓国の芸能界の自由度に驚かされました。日本の芸能界でできますか?
歌詞の読みとり② プランデミックを壊せ!
「僕たちの計画を壊そうよ」(Let’s break our plans)という一節では、our plans(僕たちの計画)と言っていますが、本当はtheir plans(奴らの計画)と言いたいところでしょう。新型コロナのパンデミックは「プランデミック」(plandemic:計画されたパンデミック)と言われているのを暗示していると思います。続けて「金ピカ(golden)みたいに暮らそう 踊る阿呆(dancing fools)みたいに覆いつくそう(roll inは霧や雲が広がるイメージ)」と呼びかけています。この歌を授業で広めて、コロナ禍を吹き飛ばそうではありませんか!(できるかな?)
リーダーのRMさんのスピーチ(2018年)
BTSは国連で2つのスピーチをしています。
BTSの国連スピーチ(その1)SDGsがテーマ
2021/09/20のSDGs(持続可能な開発目標)がテーマのスピーチでは、この2年間のコロナ禍にある10代20代はCorona Lost Generationと言われるが、新たに勇気を出して挑戦中であり、変化に怖じ気づくのではなくWelcome! と言ってこれからも歩いていくので、「私たちの未来に対してあまり暗く考えないほうがいい」「私たちが主人公の話のページのエンディングが決まっているように話してほしくありません」とBTSのメンバーが訴えました。その後に冒頭のパフォーマンスをしています。
BTSの国連スピーチ(その2)Love Myselfキャンペーン
2018/9/24のスピーチは、ユニセフ(UNICEF:国連児童基金United Nations Children’s Fund)のLove Myselfキャンペーンに賛同しているBTSのリーダー、RM(Rap Monster)こと、キム・ナムジュンさんのものです。RMさんは12歳の頃ニュージーランドに4カ月程滞在、中学2年生の時に受けたTOEICでは990点中850点、高校2年時にIQ148で、英語が堪能で聡明な人です(Wikipedia参照)。
スピーチでは「本当の愛は自分自身を愛することから始まる」(True love first begins with loving myself.)という信念に基づき、Love Myselfの重要性を説くとともに、当時24歳のRMさんが本来の自分を取り戻し、自分を愛し始めるまでを語っています。
RMさんは幼い頃は、自分は世界を救えるスーパーヒーローだと想像していました(I used to imagine that I was a superhero who could save the world.)が、9~10歳頃に他人が自分をどう思っているか心配し始め、自分を他人の目を通して見始めるようになり(I began to worry about what other people thought of me and started seeing myself through their eyes. )、他人が作った鋳型に自分を押し込もうとしました(I tried to jam myself into moulds that other people made.)。
青年期に、自分の聖域(sanctuary)である音楽が心の中で「目を覚ませ! 自分自身に耳を傾けろ!」(Wake up, man, and listen to yourself!)と呼びかけてくれて、時間はかかったけれどもBTSのメンバーやファンに支えられ、欠点があり失敗をしてきた過去の自分、今の自分、なりたい自分を愛せるようになりました(I have come to love myself for who I was, who I am, and who I hope to become.)と語っています。
このRMさんの体験談は、他者からの評価に敏感な若い生徒達の心の奥に届き、共感を呼ぶのではないでしょうか。ぜひ授業で紹介していただきたいです。
自分を愛するには「他人・過去・親と比較しない」by みうらじゅんさん
授業では、Permission to DanceのMusic VideoとRMさんのスピーチをみてもらい、Love Yourself を深掘りしました。自分を愛するためのヒントとして、みうらじゅんさんのことば「比較三原則」(非核三原則のパロディ)=「他人・過去・親と自分を比較しない」、脚本家の山田太一さんのことば「自分の限界を知って、その限界を認める」、心理学者・アドラーの考え「過去の出来事の『解釈』を変える」「他者と比較・競争しない」「変われるのは私であると考え、決心する」、エリック・バーンの考え「13の禁止令・5つのドライバーから自由になって人生脚本を書き換える」、斎藤孝さんの考え「身体感覚を取り戻す」、三砂ちづるさんの考え「女性の身体性を取り戻す」(女性性・男性性を生かす)を紹介しました。
また、ヨガ・ゆる体操・合気道などを通じて「心と身体の声を聴く」(頭で考えすぎない)、「呼吸法を体得する」(呼吸を深くする)、「瞑想する」などの具体的な方策を提案しました。
授業後「深く刺さった」「自己肯定感が低いと感じていた」「いろいろ考えすぎて感想が長く書けなかった」など、自分に引きつけて考えてくれた感想が散見され、特に、みうらじゅんさんの「比較三原則」が明快で伝わりやすかったように感じました。
雑誌『新英語教育』(高文研)2022年4月号
以上が原稿です。
以下は書いたけれど、原稿に使わなかった文章です。
今は第3次世界大戦か?
今年の年賀状に「情報統制が進み、テレビが洗脳、第3次世界大戦(人口削減したい支配層+儲けたい製薬会社vs. 庶民)と認識。ワクチンで自己免疫破壊、血栓・心筋炎発症! 新型コロナ治療に有効で安価なイベルメクチンをガン無視する異常事態!」と書きました。
2015年ノーベル生理学・医学賞受賞された大村智・北里大特別栄誉教授が2021/12/1に上梓された『イベルメクチン 新型コロナ治療の救世主になり得るのか』(河出新書)のアマゾンのカスタマーレビューで「ネット民は、すでに1年前にイベルメクチンの有効性に気がついている!」と書いている方がいます。イベルメクチンの「イ」の字も今までに目にされていないようだったら、ネット検索してみてください。
「『教え子を再び戦場に送らない』のスローガンに共感される教員の皆さんにお伝えしたいことがあります。ワクチン接種券が赤紙なのです。10~20代の若者達がワクチンを打ったことが戦場に行ったも同様なのです。ワクチン推奨した教員はかつての教員と同じ轍を踏んだのです」と、新英研のメーリングリストに投稿しました。
Twitterではイギリスの葬儀屋さんがワクチン普及後に血栓での死亡が多いことを告発している映像が流れていました。このような情報はみなさんのところに届いていますでしょうか? 届いていないとすれば、情報統制が見事に成功しているということだと思います。2021年9月29日、動画投稿サイトYouTubeは、全ての反ワクチンコンテンツを禁止すると発表しました。Twitter、Facebookでも同様の規制が行われ、アカウントがbanされ、投稿が削除されています。YouTubeで動画配信している、アーススクールの信吉さんは「外国で流されている本当の情報が流れてこない」「情報統制・検閲」「ありえないほど儲かっている企業が存在している」などの点で現在の状況が過去の戦争と酷似していると指摘しています。みなさんには恐怖をあおるテレビに洗脳されないでいてほしいです。
※参照:YouTube動画「今と戦時中との共通点とは!? ファイザー社とデュポン社の瞬く間の成長!」2021/09/09「都市伝説の学校」EARTHSCHOOL(裏)
2022/11/17時点のルターの考え
2020~2022年に日本も世界の人々も新型コロナのウソにだまされてしまいました。
この記事を書いている時点でも、「子どもに接種」(悪魔か!)…、製薬会社の策略に日本の多くの人々が騙されています。
過剰な手指の消毒(常在菌を大切に!)、身体に悪いマスク・お注射…、やめましょう。
アナグラムは「NO PANDEMIC STORIES」パンデミックの物語は無し
以下は2021.12.26に、もうひとつのブログに書いた記事です。
アナグラム(anagram)とは、文字の順番を入れ替えて別の意味を作る遊びです。
「PERMISSION TO DANCE」が「NO PANDEMIC STORIES」(パンデミックの物語は無し)にできるというお話。
初出:2021.12.26 BTS「Permission to Dance」のアナグラムは「NO PANDEMIC STORIES」(パンデミックの物語は無し)
ムニバ・マザリ(Muniba Mazari)さんのTEDスピーチをYouTubeで観ていて、続けてBTSの国連でのスピーチを観始めた。リーダーのメッセージ、Love Yourselfが今の自分の人生のテーマと重なった。
ファンクラブサイトで、ColdplayとBTSが歌うMy Universe(2回目の視聴。プレアデス星人のCobraさんのtwitterで最初観た)の後に、新曲Permission to Danceを観たら、ビデオの中でマスクを外す人々がいて、驚いた! もうこんな歌を出せる人がいるんだと!
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さらに以下の記事を発見。さらに驚いた。
●「Permission to Dance」は「NO PANDEMIC STORIES」?
BTS、新曲タイトルに驚愕の仕掛け 世界中のファン「天才」「鳥肌立つ」「泣ける」と仰天
現在(2023/01/29)はリンク切れ:
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbfed16b81219c70716f1c70c1a4c8db0cb0d6dd
「PERMISSION TO DANCE」「N」と「M」を入れ替えると
「STORIES ON PANDEMIC」(パンデミックについての物語)
「NO PANDEMIC STORIES」(パンデミックの物語は無し)
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Let’s break our plans. という歌詞があったが、本当に書きたかった歌詞はtheir plansなのかなと思った。We don’t need permission to dance(踊るのに許可はいらない)と歌うBTSに合わせて、マスクを取り外す人々。こんなメッセージソングが出せるBTSって、すばらしい。
さらにVogueのインタビュー2本観て、魅力ある人たちだなと感心した。
クイズ出し合って、リーダーがSo close!(惜しい)って言っていた。リーダーは英語が達者だなあ!
同時にBTSのメンバーがコロナ感染というニュースも読んだ。ただの風邪なのではないかな? 大袈裟な話だ。