
2023/04/16 改定しました。
中学生の学習事項に仮定法過去が入りましたので、盛り込みました。

❶ 一般動詞を活用する
①【現在形】~する
I/You/We/They work(働く)[wə́ːrk] | do + 動詞の原形 |
三単現のs He/She/It works(働く)[wə́ːrks] | does + 動詞の原形 |
※《時・条件の副詞節》[未来に]~するなら
When+sv「sがvする時に」、If+sv「もしsがvするなら」など
②【過去形】~した
規則変化(ed) She worked (働いた)[wə́ːrkt] | did + 動詞の原形 |
不規則変化 She knew(知っていた)[njúː] | did + 動詞の原形 |
★【仮定法過去】《今を仮想》If(もし) he knew [今]彼が知っていたら
❷ be(いる)を使う get(なる)を併用
⑶ be(いる)+名詞・副詞・形容詞・前置詞句・不定詞(to do)
【現在形】 いる ある である | I am He is She is It is | [əm] [iz] | You are We are They are | [ər] |
【過去形】 いた あった だった | I was He was She was It was | [wəz] | You were We were They were | [wər] |
★【仮定法過去】《今を仮想》 [今]~いたら [今]~あったら [今]~だったら | I were He were She were It were | [wər] | You were We were They were | [wər] |
be動詞の【現在完了形】⑹ ②《経験》 居たことがある → 行ったことがある ③《状態の継続》[ずっと]いる ⑦ [さっきまで]いたんだ | I’ve been He’s been She’s been It’s been 縮約形 has → ’s | [aivbin] [híːzbin] [ʃíːzbin] [itsbin] | You’ve been We’ve been They’ve been 縮約形 have → ’ve | [juːvbin] [wíːvbin] [ðéivbin] |
※beの過去分詞はbeen
④【進行形】 be+~ing
現在分詞と組み合わせる(~ing)
❶《未来》[これから] ~する…
❷《進行》[その場で]~して…
【現在進行形】 ❶ 《未来の予定》 [これから] ~するんだ ❷ 《その場の動作の進行》[その場で]~している | am/is/are + ~ing |
【過去進行形】 [その場で]~していた | was/were + ~ing |
【現在完了進行形】 《動作の継続》 [ずっと]~している 《臨場感のある完了》 [さっきまで]~していたんだ | have/has + been ~ing I’ve been ~ing He’s been ~ing She’s been ~ing It’s been ~ing You’ve been ~ing We’ve been ~ing They’ve been ~ing |
⑤【受動態】 be+過去分詞
過去分詞と組み合わせる(~ed、変化表3番目)
❶《受動》~されて…
❷《完了》[すでに]~して…
現在形の受動態 | am/is/are + 過去分詞 | ~される、~されている |
過去形の受動態 | was/were + 過去分詞 | ~された、~されていた |
❸ have(いる)を使う
⑥【完了形】 have+過去分詞
過去分詞と組み合わせる(~ed、変化表3番目)
❶《受動》~されて…
❷《完了》[すでに]~して…
【現在完了形】 ①《完了》 [すでに]~している ②《経験》 [今までに]~したことがある ③《状態の継続》 [ずっと]~している ※ 《時・条件の副詞節》 [未来に][すでに]~しているなら | have/has + 過去分詞 |
【現在完了形】 否定 ④《未完了》[まだ]~していない ⑤《動作の未遂の継続》[ずっと]~していない | haven’t/hasn’t + 過去分詞 |
【過去完了形】 [すでに]~していた ★【仮定法過去完了】[過去に]~していたら | had + 過去分詞 |
❹ 動詞の原形を使う
⑦【命令文】~しなさい
Do that. | しなさい | Don’t do that. | するな |
Be kind. | 親切であれ | Don’t be afraid. | 恐れ[てい]るな |
⑧ 助動詞+動詞の原形
動詞の原形で始まる1~3語
❶ 一般動詞(1語) ~する…
❷ be ~いる…
❸ be ~ing
《未来》 [今後] ~する…
《進行》 [その場で]~している…
❹ be+過去分詞 《受動》 ~される…
have been+過去分詞 ~された…
❺ have+過去分詞
《出来事》 [過去に]~した…
《完了》 [すでに]~している…
❶ 話し手と聞き手の対話 《話し手の意志あり》 | ❷ 話し手の判断 《意志なし》 | |
I will do | [じゃぁ]~しよう | [きっと]~だろう |
You could ~ | [やろうと思えば]~できる | ありうる |
You must ~ | ~しなくてはならない | ~にちがいない |
⑨ 助動詞の言い換え表現 【不定詞】to+動詞の原形を使う
❶ 話し手と聞き手の対話 《話し手の意志あり》 | ❷ 話し手の判断 《意志なし》 | |
I am going to do | ~するつもりだ | [ゆくゆく] ~しそうだ |
I am about to do | [これから] ~するところだ | |
You have to do | ~することになっている |
1)助動詞は2方向 ※この2分類はQuirkを参考にしています
対話(現在時制)での【助動詞の過去形】は
❶ 〈丁寧さ〉 ❷ 〈仮想や実現度の低さ〉をあらわす
❶ 聞き手へ働きかける(外向きの助動詞)

Will you ~? 「~する?」 (~してよ!) 〈命令〉
Would you ~? 「~してくれますか?」 〈依頼〉
You can ~ 「できるよ」 〈許可〉
You could 「できますよ」〈丁寧な許可〉
may 「してよい」〈上から目線の許可〉
mustn’t 「してはいけない」〈禁止〉
must 「しなければならない」〈義務〉
should 「すべきだ」〈助言〉
❷ 話し手の判断(内向きの助動詞)

can できる〈能力〉
can’t ありえない、できない
could ありうる〈実現度低い〉 、
(やろうと思えば)できる〈仮想〉
may かもしれない
must ちがいない
should 当然だ

2)制作意図「全体像は地図のようなもの」

情報量多くて、頭がクラクラするなぁ。

太郎くん、頭がクラクラしている様子ですが、全体像は「地図のようなもの」ですから、
今この場で覚えるということではないのです。
❶一般動詞と❷be動詞の区別をつけてほしいと思います。
例えば、学習者が「行きました」と英語で表現したいときに
「過去だから was」「行くは go」と考えて、wasとgoの2つを組み合わせたとしたら、
教員(授業者)がこの述語動詞の全体像を利用して、
「『行きました』は過去に『行った』ということですが、
一般動詞の過去形(❶②)のwentですよ」と指し示すという使い方です。
「❷be動詞の③wasは動詞の原形 go と直接接続しません。
日本語だと『行くだった』のような意味になってしまいます」と補足説明できます。

こんにちは、中学3年のメイです。
ほとんどが中学校の学習範囲ですね。
過去完了形が高校の学習範囲です。

そうです。中学生でも難しくないですよ。
表をじっくり見てもらえば
現在進行形でbe動詞を忘れるとか…、そういうことは起きなくなるでしょう。
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